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『進撃の巨人』第42話 感想『回答』

 

街ではいつも以上に馬車が行き交い、王城に全兵団の幹部が集められていたのです。そして広場では調査兵団団長のエルヴィンを処刑するための処刑台が設置されていました。

 

王宮では王の前で跪いたまま、エルヴィンが淀みなく調査兵団存続に向けての博打を打っている最中でした。

 

「調査兵団を失うことは人類の矛を失うことになります。人類を脅威からもまるのは盾ではなく矛です。例えば今この瞬間ウォールローゼが破られたとします。

 

ウォールローゼの市民を再びウォールシーナに避難させることになります。先日の避難で備蓄はついており、数日と持ちません。瞬く間に住民のほとんどが生存競争を強いられることとなるでしょう。ウォールローゼとシーナ二分した住民による内戦を意味します。

 

よしんば壁が破られないにせよ、食料不足はウォールローゼでは常習化しています。ウォールローゼの壁を破るのは巨人ではなく、ウォールローゼの住人かもしれません。

 

ウォールマリア奪還、人類の存亡をかけた道はそれしかありません」王宮の幹部が口を開きます。「そのために調査兵団が必要だといいたいのか?」「相手の懐に飛び込むのは我々調査兵団の役目。引きさがるのみでは何の解決にもなりません。

 

それともこの状況を打開する何かしらの秘策があるのでしょうか」エルヴィンの強いまなざしに、思わず目をそらし咳払いをする貴族。「君はどうも理解していないようだが、今君がここにいるのは壁内の未来を話し合うためでもないし、殺人という単純なせいでもない。

 

人類憲章第6条個々の利益を優先し人類の存続を脅かすべからず。これに対する重大違反だ」ほかの幹部も声を重ねる「そう、再三にわたるエレン・イェーガーの引き渡し拒否、これは十分に憲章に抵触する」しかしエルヴィンは引かない「エレンは調査兵団にはウォールマリア奪還にはひるような存在です」「それを決めるのはお前ではない。エレン・イェーガーは未知の巨人の力を秘めた巨人だ。壁の内側に置くことはそれ相応のリスクを伴う。

 

それを一兵団の団長に管理させるのがおかしいだろう」「だが君は自分の考えに固執しようとしたそしてエレン・イエーガーを隠匿した。そして誘拐を装って、リーブス協会会長を殺害した。これはもはや反逆だ。今は君こそが人類の脅威となっているのだよ」「ピクシス指令」「ん?」会話の矛先がピクシスに移ります。「調査兵団と駐屯兵団、親密な関係を気付いておったようだが?」

 

ピクシスは心底いやそうに言葉を返し「我々が調査兵団に同調されると思わるのは心外ですな。人間同士の殺し合いほど愚かな話はない。この狭い世の中に、一度火を放てば燃えつくすまでに総時間はかからんでしょう。

 

 

先のトロスト区防衛線においては、大いにそう言い聞かせ多くの兵士に死んでもらったものです。調査兵団がその火種となるべきなら今のうちに消すべきでしょう。何しろ巨人が再び襲ってきた際、壁の中にあまり人がいないようじゃ、巨人にあきれられてしまいましょうぞ」

 

ピクシス指令の表面的な(噂として)冷酷とも思える発言に幹部たちは十分納得したように笑ったように見えました。「では協議に入る。陛下よろしいですな」

 

ナイルが心配そうにエルヴィンを見つめ、そしてエルヴィンをかばうこともないピクシス指令に違和感を感じつつ、これでいいのか、と心でエルヴィンの死を唯一心配していたと思われるナイルが、即時死刑執行言い渡され立ち上がった際のエルヴィンの笑みを見逃さなかった。はっと息をのむ間もなく、駐屯兵団員がいきなり入室してくる。

 

 

「ウォールローゼが突破されました!!!!!現在東区より非難する住人が押し寄せてきています!」それを聞き即座に部下に指示するピクシス「退避経路すぐに確保せよ!駐屯兵団は全勢力を東区に集結させ住民をウォールシーナに誘導せよ。皆急げ。住民の避難が最優先じゃ!!」「は!!」と敬礼する駐屯兵団に「だめだ!!」と叫ぶ幹部貴族。

 

「ウォールシーナの扉をすべて閉鎖せよ。住民を何人たりとも入れてはならんぞ!」その言葉に最も動揺するナイル。「は・・?それは人類の半数を見殺しにするとの御判断でしょうか?」耳を疑いたくなる判断に思わず声を荒げます。「先ほどそのものが言った通り、内戦が始まるだけだ。中央政府が機能しなくなる恐れもある・・そうなれば終わりだ!」

 

「しかし!」食い下がるナイルに「その可能性があることが重大なのだ。最上位の意思決定機関であるぞ!さっさと動かぬか」と幹部が強く明言します。そしてピクシス指令は部下に視線を送る。その視線に気が付いた部下はいったん王の謁見の間から即座に退室していきました。

 

「いったいなぜこんな時に」「いやこんな時こそだから、目先の試練に右往左往している場合ではない」「器は見つかったのだから、その時を待てばいい」「ウォールシーナさえ生き残ればよい。そのあと何とでもなるのだから。レイス卿さえもどれば」

 

ほかの者たちに気が付かれないような声音で、幹部たちは口々に身勝手なことを話し始めていました。

 

しかし駐屯兵も逆らうことは危険と考えたのか「やるしかない、扉をふさぐんだ」そう発言しだすものも出て、「待て」というナイルの意見は「手遅れになる」と否定されます。

 

そして、ナイルはエルヴィンの言葉を思い出しました。『何を選ぶ、選ぶのは誰だ』と声が脳裏に浮かびます。ほかの駐屯兵が動く中、動かないナイルに幹部が即座の行動を促す。

 

「王政への反逆罪となるぞ!」そしてナイルが出した答えは「できません!」でした。幹部も仲間たちも何を言っているんだと驚くなか「俺はオールローゼの人間です。扉の封鎖は阻止させてもらう!」「貴様ぁ!」幹部が怒りに声を荒げると、「私も加勢しよう」とダリス・ザックレー(CV.手塚秀彰さん)(※三つの兵団のトップの人ですよー)が部下を引き連れて登場。そして、部下は全員、王や幹部たちに向けて銃口を向けていました。「彼らの判断は意外だったかのう、ザックレー総統」と話しかけるピクシス。

 

「いいや、ちっとも」眼鏡を当てなおしながら、顔色も変えず、淡々と話すザックレー。ザックレーの反逆に怒り心頭のお偉方。「さっきの連絡は誤報です」と同じ口調で言う。「ご安心ください。今現在巨人の存在は確認されていません」「貴様!何の真似だ」怒りを通り越して意味が分からなくなっているお偉方。「首謀者ならわしじゃ」といってナイルの前に歩み出るピクシス。「中央憲兵の大半はどこかへ出払っているようですな。それを幸いというべきか」「どういうことだ?」「先ほど駐屯兵団と調査兵団と同調してないともう上げましたが、一言いい忘れましたわい。あなた方にも同調していないと」息をのむ幹部たち。

 

「私たちはこのエルヴィンと同じ思いを持ちながら、あなた方政府に任せる方が人類のためになるのでは、と迷いがあった。おそらくわしらより、壁や巨人に詳しいでしょうからな・・・。もしあなた方がより多くの命を救えるのなら、エルヴィンを処刑台に送ってもよいと思って居った。当然、場合によってはわしらも首を差し出す覚悟もあった。じゃが!今あなた方が答えをくれましたわい。たとえ巨人や壁の成り立ちに無知であろうと、我々の方がはるかに多くの人間を救えましょう」

 

 

「ばかなことを!民衆が従うと思っているのか。民衆は王に傅くのみだぞ!」「どうやら理解しておられぬようですな。これはただの反逆ではない。クーデターじゃ」戻ったピクシスの部下が報告する「中央憲兵の制圧完了しました」「兵というのは時には王でなく、上官に従うものでな。そもそも、偽の王であればなおのこと。我々は真の王を立てるつもりです」ピクシスの言葉に、まさかそこまで知られていたとはと焦りが隠しきれない幹部たち。

 

 

「そんな真似がまかり通ると…」と焦って言うものの「これが本当の非常事態であったなら、貴方たちの行動こそ憲章第6条違反。さらに、偽の王を立て政治を私物化したのであれば極刑に値するかと」エルヴィンの冷静でそして強い彼の中の正義が、幹部たちを追い詰め、貴族幹部が偽の王を蹴り飛ばすとすぐさまザックレーの部下が幹部たちを拘束し始めました。

 

 

エルヴィンの手錠が外されるとナイルが「エルヴィンお前の勝ちだな」と声を掛けましたが表情の暗いエルヴィンを見て「どうした嬉しくないのか?」と聞きますが

 

「人類はより厳しい道を歩まざる負えなくなったぞ」と低く語るのでした。

 

 

さて、ところ変わって新リヴァイ班たちに歩み寄っていたのは、ハンジとモブリットでした。王城で起きたすべてを彼らに知らせ、

ザックレーが王制や幹部たちを仮押さえ中だと付け足してくれました。

 

いまのところ貴族たちの反乱も起きていないといい報告ばかりでした。「でも、リーブス会長の濡れ衣は?!」ともっともな質問をするアルミン。フレーゲルの奮闘により、新聞屋の説得も行い、王制が制圧されたことも、フリッツ王が偽物であったことも、リーブス会長の件も正当防衛ってことで、我々は自由の身だ!!大喜びするリヴァイ班とは裏腹に冷静に「とんだ大博打だったな」とエルヴィンの賭けを評価する一方、

 

 

ハンジは「でも、エルヴィンだけじゃない、一人一人の選択が世界を変えたんだ」リーブス会長、フリーゲル、ジャン、マルロ、新聞屋、ナイル、ピクシス、ザックレーの顔がハンジの言葉と共に映し出される。彼ら一人一人の選択こそが、無血クーデターの成功を成し遂げる一因になったのでした。「お前から預かった三人も死なせてしまったな。すまない」

 

ハンジの横に歩み寄ると、リヴァイなりに最も申し訳なさそうな声があたりに消えていく。ハンジは責めるでもなく苦笑しただけでした。人間相手は初めてでしょうが、今まで幾人もの部下をなくしてきた彼らです。目的は人類存続のためであることに変わりはなく泣いて立ち止まる彼らではありません

 

「中央憲兵の親玉と、エレン、ヒストリアは別の場所にいる。早く見つけねーと」焦るリヴァイに一冊の本をハンジが差し出します「それなら手掛かりがある。この戦いはここで終わりにしよう」

 

エルヴィンの宣言を経て現体制の崩壊が宣言された。それは王都を兵団長(ザックレー)が制圧した直後。彼ために用意された処刑台の上で行われた。(ナレーションby井上麻里奈様)

 

しかし民衆の多くは今後に多くの不安を抱えていた。

 

 

馬車の中でエルヴィンは隣に座るザックレーにつぶやくように話しだしました。「人類のためを思えばあのまま王政に託すべきでした。ピクシス指令の言う通り、人類を今まで生き永らえさせた術があります。人類の半数を見殺しにするようであっても、

 

 

人類が絶滅するよりかはいい。エレンを手放し、自分の命も部下の命も責任も投げ出し、王制に託すべきだったのでしょう。人よりも人類が尊いのなら」「君の使命は相変わらずつらいな。死んだ方がはるかに楽に見える。しかし、だったなぜそうしなかった?」「それは」と言いかけたところで「俺の答えを言おうか。昔っから彼らのことが気にくわなかったからだ!!」「は?」「ムカつくのだよ。偉そうなのと、偉くないのに偉い奴が。

 

 

いや、…もうむしろ好きだな。お前がやらなくても俺が死ぬ前に一丁かましてやるつもりだった。このクーデターが人類によいか悪いかなんて興味がない。ふん、大した悪党だろう?」ザックレーの普段のうっ憤晴らしもここで一呼吸置かれ声音が変わる「でも君も同じだろう?君は死にたくなかったのだよ。人類の命運より個人の命を優先させる」「自分はとんだ思い上がりをしていたようです」

 

まぁ、ザックレーとしてはまじめなエルヴィンを彼なりに励ましたシーンなのでしょうが、まじめゆえにまともに受け取り、目からうろこ状態のエルヴィンがちょっとかわいく見えます。

 

「君の理由は何だ?今度は君が答える番だぞ」そう言われるとエルヴィンは静かに話しだしました「私には夢があります。子供のころからの夢です」そしてシーンはブラックアウトします。

 

 

 

リヴァイ班はたいまつを掲げ目的地へ馬車で急いでいました。「ハンジさん、彼ら(エレン)の居場所の手掛かりって?」ミカサの久しぶりにかわいらしい声「ん、これから話す」「エルヴィンからら頼まれたレイス卿の領地の詳細がこれだ。中身はほとんど5年前、レイス卿を襲ったある事件が中心だ」

 

「5年前?」その言葉に反応するアルミン。「そう、ウォールマリアが破壊された日だ」

 

ハンジの話は、こうでした。ロッドレイスの評判は領主としては悪くなく、特に長女のフリーダは飾らない性格で領民からも好かれていました。しかし5年前の夜悲劇が起きたのです。世間の混乱に乗じて、村にある唯一の礼拝堂が盗賊によって破壊されてしまったんだ。

 

「悪いことにその夜、レイス一家がそろって礼拝をささげていて、レイス卿を除くすべての家族が盗賊に惨殺されてしまいました。そしてそれはヒストリアの母親が中央憲兵に殺される数日前の出来事。

 

つまり、ロッドレイスは家族を失った直後にヒストリアに接触を図ったことになります。この辺りに連中が彼らを覆い求める理由があるのだろうという内容でした。

 

「血縁関係か」リヴァイが言葉を挟む。「その血に種か仕掛けがあるとでもいうのか」「今はそこまではわからない。それより私が気になったのは、礼拝堂が全焼したところにある。礼拝堂は石造りだ。礼拝堂を破壊するにはそれ相応の時間とリスクが伴う。

 

盗賊なら取るもの取って、さっさと逃げるべきだ。しかも、その盗賊を見たのはロッドレイスただ一人。その後彼は自分の財産でその礼拝堂を立て直している。なぜだ」その説明に一行はいぶかしむ。そしてハンジは断言する「そこに巨人の存在がなかったという方が不自然だ。これが私の早合点だとしても、十分に向かう価値はあるはずだ」

 

 

エレンはまるで氷か水晶で覆われたような洞窟の中に轡を噛まされ鎖でつながれていた。そして彼は夢を見ていた。自分に似たような、

 

そしてヒストリアに似たような、そんな年上の女性が髪の毛をとかし、鏡に映った自分と目が合った瞬間彼女は驚いた顔をするのです。そこで夢は覚め、自分が今おかれた立場に気が付きます。

 

なんだ?! そしてそのまるで処刑台のような場所を下からヒストリアが見上げていました。

キャ~!おじ様ホイホイ回ですね。

かわいらしい女性陣の声が目立つこと目立つこと(笑)わたしはどちらもいとおしいですけれども

 

ところで主人公、毎回出てきてるのに久しぶり感ぬぐえませんね(笑)さて、じかいはどこまで進むかな~。立体起動装置の活躍もそろそろ拝見したいです!このアニメ化の醍醐味ですからね!!